livedoor clipとBuzzurl、外部リンクにnofollowを設置 - ソーシャルブックマークを利用したSEOスパム対策に
livedoor クリップnofollow属性を導入
ライブドアが運営するソーシャルブックマーク「livedoor clip」とECナビが運営する同サービス「Buzzurl」はそれぞれ、ソーシャルブックマークスパム対策の一環として全ての外部リンクに nofollow属性を追加したことを発表した。
はてなブックマークやlivedoor clip、Buzzurl、del.icio.usといったソーシャルブックマークは、外部リンクを獲得するというSEO業者による施策の一環として悪用されるケースが後を絶たない。
例えば新規に開設したWebサイトの全ページを1つずつソーシャルブックマークに登録したり、複数のアカウントから検索上位に表示させないキーワードをタグとして、適当な文章をコメント欄に入れて大量登録するといった手口が代表的だ。タグとコメント欄にリンク先と関連性のある文言を入れることで少しでも品質を高めようとしているが、これはソーシャルブックマークサイト利用者から見ればノイズに過ぎない。
こうしたSEOを狙ったスパム業者排除として、nofollow属性が外部リンクに追加された。GoogleやYahoo!などのnofollow 属性をサポートする検索会社は、nofollowのリンク先ページにリンクスコアを渡さない。今回の措置により、スパム業者がどれだけ多くのページをブックマークしてもSEOには一切貢献しないことになる。
「Buzzurl」に引き続き、ライブドアも。
ソーシャルブックマークサービス「Buzzurl」がnofollow属性を導入